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りあるキッズ安田善紀の現在 バイに目覚めたきっかけ 相方ゆうきとの解散理由

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元りあるキッズ安田善紀さんの現在について

りあるキッズ安田さんといえば、吉本興業とテレビ局の気の迷いで企画された、「未来のダウンタウンを創る」で見初められ、小学生の頃からツッコミ芸人としてのキャリアをスタートさせました。

中学生になった時点で20歳の芸人に兄さんと呼ばせお年玉をあげるなど、相方の長田融季(ながた ゆうき)さんは常軌を逸した感覚だったようですが、安田さんは比較的まともな方として好意的に受け入れられていました。現在はどうされているのでしょうか。

りあるキッズ安田善紀さんの現在

全く売れていませんが、テレビにはごく稀に、舞台には積極的に出演されています。自身のツイッターでも割と頻繁に情報を発信していました。

↑ 2020年時点の安田善紀さん。貧乏生活のようですが血色はいいです。舞台出演は下北沢など決して大きな箱ではないですが、売れない芸人仲間と頑張っている姿は以前と変わらぬ輝きがありました。まだ35歳、復活の芽がないわけじゃありません。

 

youtubeチャンネルも人知れず開設

登録者数700人弱と伸び悩んでいます(収益化すらできていない状況)。

しかも安田さんの場合、ここ最近突如としてyoutubeに参入している多くの芸能人と違い、5年以上前にチャンネルを開設、動画の投稿もその時期に行うなど、タイミング自体は悪くなかったのですが、軌道に乗ることができなかったようです。

youtubeが過疎っている原因は、編集にお金を掛けられない、知名度のある芸人をゲストに呼ぶことができないことも大きな理由に思えます。しゃべっている内容自体は、例えば2019年M1グランプリでブレイクした「ぺこぱ」の漫才を個人的には好きじゃないと語るなど、忖度無しの解説もあり面白かったです。

 

なぜ売れなかったのか

子供であることを逆手にとったネタが加齢により使えなくなったことが1つ要因として考えられます。

例えば大昔のネタでは「子供が欲しい」といった鉄板の掴みがありましたが、おじさんとなった今は使えないネタです。

後述する相方であるゆうきさんの不祥事もありましたが、その時は既に低迷期にどっぷりでした。あとは勿論運や実力も足りなかったのでしょう。個人的には小学生の段階でスカウトした芸能界に、もう少し育成と責任の意識があったも良かった気がします。

(似たようなケースだと、プロ野球の世界で阪神タイガースが中学卒で辻本賢人をスカウトし、鳴かず飛ばずになり批判されたことがありました)

まあお笑いの世界は育成のノウハウが全く確立されていないので、育成次第で結果が変わったかといえば可能性は低いのかもしれませんが…とにかく今の時点ではデビューの瞬間が一番輝いていた芸人人生となっています(本人も冗談交じりに、「未来のダウンタウン」と言われていた時期に戻りたいと言っています)。

 

M1グランプリ決勝

M1グランプリには唯一2003年に決勝に進出し高い評価を得ています。

順位こそ5位ですがこの年は軒並み高得点で、他の年だったら決勝3組にも残れたかもしれません。この時はまだ高校生でしたが、未成年とは思えない技術の高さで、審査員も舌を巻いていました(特に年配の審査員に高評価でした)。

中学生になり吉本入りしてから順調に成長しているかにも思えましたが、この後りあるキッズが全国区のテレビ番組で弾けることはありませんでした。

 

りあるキッズ解散理由 相方の借金額に驚き

2014年に吉本興業に安田さんが呼び出され、相方ゆうきさんの借金額と借入先のリストを見せられたそうです。

その紙には借金額5500万円と書いてあったそうですが、安田さんが把握する別の借金2000万円以上はカウントされておらず、本当は1億円近くあるかもしれないと相方の借金問題について語っていたことがあります。

それらプライベートの事情によりゆうきさんの吉本興業退社、芸能界引退、それに伴いりあるキッズも解散となっています。

売れていれば数千万円の借金も返済可能ですが、りあるキッズでは難しいと会社に判断されたのかもしれません。

あとは芸人仲間からお金を借りていたことも問題視されたのでしょうか。例えばかつみさゆりなどは借金1億円以上あった時期もありますので、決して金額だけが吉本興業実質解雇の原因では無かったような気がします。

 

返済でガリガリガリクソンとひと悶着

安田さんも300万円貸していたため、返済してもらおうと、ながたさんの国選弁護人に電話したところ、現在ガリガリガリクソンと調停中につき300万円の返済は難しいと回答があったそうです。

安田さんによると、相方ながたさんの過払いを主張する裁判だったとのことです。最終的にこのながたさんの訴えは退けられたとのことですが、解散し芸能界を引退した後もいろいろと話し合いは続いていたのでしょう。

借金についてはながたさんが悪いのですが、良くいえば優しい、悪く言えばルーズな芸人の金銭感覚が生んでしまった悲劇でもあるような気がします。

 

バイセクシャルを告白

8:2で男性が好きとカミングアウトしています。所謂バイセクシャルです。

20年ぐらい前にも今田耕司や東野幸治にネタにされていた記憶がありますが、この時はまだマイノリティな性癖に市民権がなかったこともあるのか、本人からのカミングアウトはまだでした。

ゲイやバイ、レズも徐々に世間に認知され始めたこともあるのか、2008年にバイセクシャルをカミングアウトし話題になっていました。ただしバイを全面に押し出し仕事に繋げるようなことはしていません。

 

バイに目覚めたきっかけは

マジシャンの小泉エリさんによると、安田さんに過去告白されたことがあり、自分に振られたことがきっかけで安田さんはバイに目覚めたと言っていたことがあります。

確かに美人です。芸人とも共演する機会が多く、彼女を好きになってしまう芸人がいたとしても不思議ではありません。(現在小泉エリさんは大相撲力士の土佐豊と結婚)

真偽はともかくとして、現在でも小泉エリさんと元りあるキッズ安田さんは舞台等で共演されているので、関係性は良好のようです。

 

結婚は売れてから

バイセクシャルどころかゲイでも結婚している方も当たり前のように存在します。結婚は必ずしも恋愛の延長線上ではありません。

とはいえ安田善紀にとって結婚は少なくとも売れてないうちはその願望はないようで、例えば飲みの席に誘われた時に嫁が待っているから帰りますでは、仕事において不利になるとインタビューで答えていたことがあります。

こんなことを言っておきながら好みのアイドルに求婚されたらあっさりと結婚してしまうような気もしますが、芸人としての安田善紀さんはかなり硬派でストイックという印象です。

 

安田善紀さんの今後 売れる可能性は

先ほど中卒でプロ入りした野球選手を引き合いに出しましたが、アスリートと違い、芸人は何歳になってもブレイクするチャンスが残されています。

綾小路きみまろは50歳を過ぎてブレイクしましたし、タモリなんて芸能界入りすら30歳過ぎてからです。もう少しスケールダウンさせると、ここ最近ではチャンス大城さんが45歳になってからテレビに出始めた例もあります。

安田善紀さんも全く腐っている様子はなく、

「『まだやってるんや』って思われるのはイヤなんです。なめんなよ、と。『なんにも出てないけど、めちゃくちゃおもろいぞ』って思われたい。思われるためにどうしたらいいかというと、ここはもう草の根運動ですよ。しゃべったことのない先輩や後輩にもどんどんしゃべって。『え、そんなに土足で踏み込んでくんの?』と思われてもいいから、とにかく自分はこういう奴なんだと知らしめる。すると、だんだん変わってくるんですよ。自分への対応が。『安田ってこんなヤツなんや。おもしろいなぁ』って」

とかなり前向きな発言も残されていました。

一時期はかなり漫才に拘りがあり、誰かしらを誘って即席コンビを組んで活動されていましたが、同時に他人を誘うことへの責任感も感じていたようで、ここ最近はピンで漫談をするなどややモデルチェンジしている気配もあります。まわりまわって何が起きるか分からないのが芸能界です。今後の安田善紀さんに期待しています。










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