作曲家坂本龍一さんの現在について
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本日は、東北ユースオーケストラ演奏会 盛岡公演に朗読で参加しました。
Still lifeの演奏、坂本龍一さんのピアノと一緒に詩を読みました。今年も、吉永さんと坂本さ …]#東北ユースオーケストラ #TYO #坂本龍一 さん #渡辺真理 さん #栁澤寿男 さんhttps://t.co/1zjPc80CnH pic.twitter.com/eBft1IlXph— のん official (@non_staffnews) 2019年3月30日
まずこちらは直近の坂本龍一さん。東北ユースオーケストラ演奏会で女優ののんさんと共演されています。もう長い事アメリカのニューヨークに住んでいますが、まだこうやって日本にも音楽を通じて関わってくれています。
現在の活動内容や交友関係、作曲家としての功績など紹介します。
ビートたけしとは戦友
大島渚監督の戦場のメリークリスマスで共演してから映画の中の関係のように戦友となりました。撮影の合間に二人の好きな宇宙の話などでよく盛り上がったそうです。
(映画「戦場のメリークリスマス」での大島渚監督について)
大島サンの映画の作り方、それ自体がとても興味深い。彼の撮り方はとても速くて、2テイクぐらいで先に進んでしまう。それによって、エネルギーをひとつのテイクに集中できるんだ。そういうやり方がとても気に入ってる。 pic.twitter.com/jn39vs9OZi
— デヴィッド・ボウイ 名言集 (@DavidBowieBot) 2019年3月31日
デビットボウイも出演していました。
ビートたけしはその後自分でも映画を監督することになるので、音楽監督に坂本龍一を起用したい思いもあったようですが、既に坂本龍一は世界的な作曲家なので、とにかくギャラがかかるということで見送った経緯があるようです。
「坂本さんは高いんだよ」タケシがテレビでそう言っていた記憶があります。
ちなみに大島渚の遺作となる御法度という映画でも坂本龍一さんが音楽を担当しています。
このビートたけしさんとの仲は現在もい良好です。しかしかつて関係良好でありながら、現在は不仲となってしまった大物芸人もいます。
ダウンタウンとの仲
かつてはごっつええ感じで共演。
ガキの使いでも浜田雅功が罰ゲームとして、NYにいる坂本龍一を訪ねシャーペンの真だかと貰うという企画に協力するなどしていました。
しかし週刊文春にて突如
「少年犯罪を助長しているのはダウンタウン」
とかなり過激な批判を坂本龍一がしたとネットで言われています。(確定的な証拠がありませんが、ここ最近の坂本龍一の思想や、ダウンタウンとの疎遠ぶりを見るに、批判記事は事実なのかなという気はします。)
バラエティ番組での共演だけでなく、ダウンタウンのプロデュースをしたこともあります。
ダウンタウンがボーカルなので完全なコミックバンドですが、坂本龍一だけでなく、デビットボウイも参加していた時期があるなど、今考えれば露出の少なさがもったいないバンドでした。
全員忙しすぎたのかほどなく活動は縮小。ダウンタウンが後に行うエキセントリック少年ボーイとしての活動にこの時養われた音楽の感性が役にたってくれたのかもしれません。
ダウンタウンの松本人志さんは今はかなり丸くなっているので、そのうち和解して関係修復して欲しいですね。
元嫁と歴代彼女
坂本龍一といえば大変モテモテだったと思います。美人モデルなど選り取り見取りだったと思いますが、坂本龍一さんが選んだのは個性派歌手の矢野顕子さんでした。
日本に住んでないので元号にめちゃ うといです。平成が今日終わるって知りましたが、次のは外国人にもわかりやすい平仮名にしてほしい。きのこ とか。
— 矢野顕子 Akiko Yano (@Yano_Akiko) 2019年3月31日
平成が3月に終わると勘違いしていた矢野顕子さん。新元号「きのこ」というネタツイートでしたが、きのこはスルーされ、4月1日に発表があるだけで実際に新元号に変わるのは5月からですと総ツッコミをされていました。
ちなみに矢野顕子さんとの結婚は2回目で、坂本龍一さんが大学生だったころに一度結婚しており、その方との間にも子供(娘さん)がいるそうです。お二人の間に生まれた坂本美雨さんもミュージシャンとして活動されています。
矢野顕子とは2006年の離婚ですが、離婚協議は5年も続いており、かなり早い段階から別居していたと言われています。
鶴田真由との関係
離婚した時には54歳になっていた坂本龍一さんですが、才能もお金もあってルックスも良かったので、まだまだモテまくっていたはずです。
離婚後には鶴田真由さんとしばらくお付き合いしていたという報道が結構ありました。
— まらたまー (@b5TmL7qdYkN4YHX) 2018年5月19日
この頃既に中山ダイスケさんという芸術家と結婚していた鶴田真由さんなので、熱愛が本当ならば不倫ということになってしまいます。
鶴田真由さんは芸術家にオモテになるんですね。
作曲家としての評価
お金では小室哲哉やYOSHIKには及びませんが、世界的な評価は日本人トップと言っていいと思います。特にYOSIKIさんに関しては坂本龍一に対してかなり羨ましく思っているはずです。
「戦場のメリークリスマス」ではイギリスのアカデミー作曲賞、「ラストエンペラー」でハリウッドのアカデミー作曲賞を受賞されています。どちらも日本人初の快挙で、その後の日本人にも成し遂げられていない偉業です。
更にはバルセロナオリンピック開幕式では一部の音楽を作曲しています。(オリンピックのギャラは1ドルだったそうですw)
売ったCDの枚数では、多くの売れっ子ミュージシャンに負けているかもしれませんが、評価は本当に高いです。(ただし坂本龍一のCDは世界でリリースされるので、全て合わせると実は結構売れているとも思いますが)
しばらく組んでいたYMOは人気がありましたが、1983年に解散してしまったので初期YMOをリアルタイムで見ていた方は少ないと思います。
しかしYMOは現在星野源も参加するなどしてライブやイベントなどの活動を再開していますので、ファンはうれしい限りですね。
反原発思想
現在の坂本龍一さんが反原発思想を持っていることは割と有名です。
咽頭がんが発覚した坂本龍一が反原発で「放射線治療は拒否」との報道された件 https://t.co/LYFyk5cMtr
— こばやしくん (@t_kobayashi_kun) 2019年3月31日
喉頭がんだった坂本龍一さんに対し、反原発なら放射線治療を受けるなという心無い声があったそうです。さすがにこれは酷いですね。思想を持つこととその社会で生きることは別です。
例えば兵役の義務は兵役に賛成した男性だけに義務が発生するわけではありません。個人的には原発賛成の立場ですが、坂本龍一さんのような思想を持つ方がいることも理解はできます。
まあ日本に限らず世界的にも芸術家や俳優などはリベラル(悪くいうと左翼思想)の方が多いです。
坂本龍一の今後
ダウンタウンに対する評価が低くなった一方で、若い頃批判していた「工芸」や「歌舞伎」日本の伝統的な文化に対して興味が出てきたようです。もしかすると若い頃に大人の事情などでうまくいかなかったクラシック音楽界への再進出があるかもしれません。
中心になってくるのはYMOとしての活動ですかね。幸いにもメンバーの高橋幸宏や細野晴臣との関係性も良好で、3人とも元気にしておられます。(1983年の解散付近はとても不仲だったそうです。)
教授というニックネーム
坂本龍一といえば教授という愛称が有名です。
これはYMOメンバーの高橋幸宏さんが、大学院生だった坂本龍一に対してつけたあだ名が定着したそうです。ちなみに後年本当の教授として東京芸術大学に在籍することになります。
音楽家としてはすべてを手に入れた坂本龍一さんの今後の活動もとても楽しみです。以上現在の坂本龍一さんについてでした。