田中眞紀子さんの現在について
田中眞紀子さんといえば、恐らくは戦後の日本人政治家としては最も国民の支持を得たであろう田中角栄元首相の娘として人気を集め、長らく国会議員としてご活躍されていました。しかしながら今現在は選挙への出馬すらしていない状況です。近況など紹介します。
政界引退の理由
1993年に政治家に転身されてからは、父田中角栄が残した地元新潟県での強固な選挙地盤の後押しを受け、選挙では敵なし状態でした。
転機となったのは2002年の外相更迭と、2009年選挙直前での民主党入りでしょうか。
こちらは2012年に初めて落選した際の田中真紀子氏。政界引退は否定されていますが、この後目立った動きはなく、実質引退状態となっています。
2009年の民主党への鞍替は、その直後民主党が与党になりましたので悪くない選択にも思えましたが、民主党政権は僅か3年で崩壊、田中真紀子氏も民主党もろとも国民の信頼を失ってしまいました。父田中角栄は自民党の議員でしたので、彼女の影に田中角栄を見ていた後援者たちからの信頼も失ってしまった感があります(といっても田中角栄の後援会だった越山会とは初出馬の時から袂を分けていますが)。
2002年の外相更迭は、当初こそ彼女を更迭した小泉政権の支持率が大幅下落し世論を味方にしていましたが、直後に自身の秘書給与問題が露見し潮目が変わってしまいました。
政治家としての手腕はともかくとして、一時期の人気は凄いものがありました。うまくいけば初の女性首相も狙えたと思います。
田中真紀子の現在 再出馬に意欲も
引退後は政治活動こそされていませんが、メディアにごく稀に登場されています。
↑ こちらは2015年時点での田中真紀子さん。深層ニュースに出演されていました。
故田中角栄元総理大臣の娘で元衆議院議員の率直な自民党批判に共感!
元政治家の政治姿勢を知った!https://t.co/EyvNJxjSzu
— やま (@NSW52E1TNPOO9fs) 2020年1月20日
↑ こちらは2018年の田中真紀子さん。現自民党の政治家らに対し批判を展開されています。
この週刊新潮の記事は直接安倍への提灯記事になっていないが、田中真紀子をディスる記事を書くのは、彼女の政界復帰が安倍にとって不都合だから。提灯記事には一見して提灯記事と分からないものがある。メディア・リテラシーの必要性はこういう面にもある。https://t.co/joaCTuu3o4
— Holmes#世論の理性 (@Holms6) 2020年1月20日
↑ 記事は2020年1月ですが、田中真紀子さんの写真はもしかしたら2018年にあった田中角栄元首相の生誕100周年記念式典のものかも。
朝日新聞への投書で
私を担ぎたいという人たちがいたら出るかもしれません
本気度は不明ですが選挙への出馬に意欲を見せられていました。
これが5年前ならば相手にされなかったかもしれませんが、現在は安倍内閣も求心力を失っているため、再び支持を集めることができるかもしれません。気になるのは76歳という田中真紀子さんの年齢と、投書を朝日新聞という国民の支持率が低そうな新聞に書かれていることでしょうか。
安倍首相が失脚したとしても、恐らく極端なリベラル政党が与党になることはないと思いますので、もし政界再進出するのであれば、潮目を読み違えないよう注意したいところです。潜在的な人気はまだ十分に高いと思います。
若い頃の田中真紀子が美人すぎる件
政治家じゃなく女優にでもなった方がいいのではと思うほど若いころは美人です。
本日13日は「田中真紀子氏が今、語る!」小泉元首相の“生みの母”とも言える田中真紀子氏は、今の安倍流政治をどう見ているのか。父・角栄元首相の政治は何を目指し、何を残したのか。田中真紀子氏に、今の政治についてズバリ伺います。 pic.twitter.com/4e9ba78I74
— 深層NEWS (@sinso_news) 2015年7月13日
化粧映えする顔ですね。
最先端の化粧技術や女性芸能人の多くがやってるであろう美容整形の力があれば、更に美人になっていたと思います。田中角栄さんにとっては長男の正法さんが4歳で亡くなった後の子供であり、最初の娘さんなのでさぞかしかわいかったでしょう。
旦那との結婚 家族構成
まず家族構成から。
母:田中はな
父:田中角栄
兄:田中正法 (4歳で死亡)
妹:まさ(夭折)
弟:田中京 音楽評論家、作家
弟:田中祐
夫:田中直紀
子供:息子、娘、娘。計3人お子さんがいらっしゃるそうです。
兄弟が多いですが、正法さん以外の3人は田中角栄氏が芸者の辻和子さんとの間に作った腹違いの兄弟です。今では倫理的にあり得ませんが当時は良くある話でした。
↑ こちらは田中京さん。弟さんになります。
こちらは皆様ご存じの田中角栄氏。素晴らしい政治家でした。
旦那は田中直紀氏
#新潟県知事選挙#新潟 はかつて、 #田中角栄 という内閣総理大臣を輩出しました。
しかし、後継の #田中眞紀子 氏は、 #拉致被害者全員奪還 の千載一遇のチャンスだった、不法入国した金正男を無条件に帰国させ、田中直紀氏は防衛大臣でこの有り様。こんな新潟を、終わらせよう!#新潟を取り戻す pic.twitter.com/YpSQAl6xAG
— 花角英世新潟県知事応援 (@Hanazumi_go) 2018年5月29日
旦那さんの田中直紀さんは慶応大学卒、防衛大臣まで務めた物凄い経歴の政治家です。田中真紀子さんも外務大臣となっていましたので凄い夫婦です。田中直紀氏も2016年の選挙で落選し、今は国会議員の肩書がありません。
この方の失脚は小泉首相に対する郵政民営化反対とやはり民主党への鞍替えが理由でしょうか。といっても防衛大臣になったのは民主党入りしてからなので、キャリアとしては悪くなかったのかもしれません。
落選の際の会見に田中真紀子さんは不在でしたが、離婚のウワサなどは全くありませんし、田中角栄さんの反対を押し切って結婚されたご夫婦なので、きっと夫婦仲は円満なんだと思います。
ちなみに旦那さんはまだ引退されていません。安倍政権が終焉を迎えれば再び表舞台に戻ってくるかもしれません。その時に田中真紀子さんの姿はあるでしょうか。以上田中真紀子さんの現在についてでした。