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カツノリの現在 嫁との結婚と収入 野村克也との仲 息子として溺愛批判の対象に

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カツノリこと野村克則さんの現在について

カツノリさんの人生は長らく「野村克也の息子」というフィルター越しに評価を受け続けていました。コーチ就任も恐らくは縁故のコネもあったでしょう。しかしながら徐々にコーチとしての手腕を発揮、球界で「野村克則」として評価され重宝されるようになります。現在はどうされているのでしょうか。

カツノリさんの現在

現在は楽天でコーチをされています。

一流選手でも引退後のセカンドキャリアで苦労する中、お世辞にも選手として成功したとはいえないカツノリさんが引く手あまたなのは稀有な例と言えるでしょう。それ故に父野村克也さんの死に目には会えませんでしたが、息子の活躍ぶりに安心されていたのではないでしょうか。

直近のカツノリさん。父野村克也さんの死についてコメントされています。素晴らしい父と子の関係だったことが伝わります。

 

カツノリの性格

とにかく素晴らしい人間性と評価されています。あの父と母からこんな良識人が生まれたとファンの間でネタにされていたほどです。

(といっても野村克也さんは球界で慕っている選手も多く実は良識人のように思います。ひねくれていたのは、あくまで監督野村克也です。野村沙知代さんは確かにクセの強い人物に見えました。ただ息子のカツノリさんに対しては当然ですが良い母親だったはずです)

ヤクルト時代の阿部健太によると、

「みんな俺が調子がいい時は寄ってきて、調子悪くなると離れていくがカツノリさんは逆で、 調子悪い時には寄ってきてアドバイスと練習に付き合ってくれて、調子が戻ったらスッと離れて行く」

とその素晴らしい人間性を称えていました。

これらの積み重ねにより現在もコーチオファーが途絶えないのでしょう。少年時代からサッチーが彼の起用方のことで所属チームの監督に口出しして、肩身の狭い思いもしていたという話もあるので、そこで人間性が磨かれたのかもしれません。

 

岩隈久志との口論事件

野村監督時代の楽天でコーチをしていた際に、エースの岩隈久志と口論した事件がありました。

ことの発端は岩隈久志が打ち込まれ降板した直後に携帯電話をイジっていたことに、カツノリが激怒したとのことですが、実は岩隈久志には娘さんが高熱を出していたという事情があったようです。

そのことは知らないカツノリ氏に対し、岩隈久志も説明しなかったため険悪なムードになってしまいます。後日岩隈久志の嫁さんが暴露して露見した事情のようですが、どのような理由があっても年上のコーチに食って掛かるというのは、根底に「選手として大したことなかったクセに」という舐めた考えがあったのではと言われていました。

すぐに岩隈久志が謝罪、現在は和解されています。

 

カツノリ氏の収入 コーチでも年収1000万円以上

まず選手時代の生涯収入と年俸ですが・・

1996 850万円
1997 850万円
1998 950万円
2000 950万円
2001 1500万円
2002 1800万円
2003 1600万円
2004 1400万円
2005 800万円
2006 750万円

計1億2400万円。

これにプロ入り時の契約金6000万円がありますので、失敗扱いされていた選手時代の33歳まで、既に2億円近い収入があったことになります。

更に引退後はコーチとしてほぼ毎年稼働されており、こちらでは年収1000万円以上あります。(サンスポによると2019年度の年俸は推定1300万円→https://www.sanspo.com/baseball/professional/player/goldeneagles/73.html

コーチでも計1億円は稼いでいる計算になります。更に野村克也さんの遺産もありますので、ファンには失敗した二世選手として語られることがありますが、完全に勝ち組ですし、二世選手の重圧に結果的に打ち勝っている姿を見ると、頭の良さやメンタリティの才能に溢れた優秀な野球人であることが伺えます。

 

父野村克也との仲

とにかく溺愛されていたイメージです。長嶋茂雄が長嶋一茂を敢えて冷遇したのとは対照的に、わかりやすくカツノリ氏を厚遇していました。死後も出版できるようにと、自身の原稿をカツノリさんに渡してあるという話もあるようです。

こちらはカツノリ氏が子供のころの共演。ずっと仲が良かったんですね。

監督時代は有能な捕手の矢野燿大と、肩が弱いけどかわいいカツノリさんとの起用法でかなり葛藤していました。当時のヤクルトや阪神の熱烈なファンはストレスを貯めていたかもしれませんが、弱小球団であったため成立していたカツノリ起用でもあります。

落合博満さんと同じく最後まで息子には鬼になれませんでしたが、現在は二世関係なくどちらの息子さんも成功されています。

 

野村克也とは敷地内で同居

野村克也さんによると、自宅の敷地内に勝手に家を建てて住みはじめたと、ボヤいている風の自慢をされていたようです。相当うれしかったんだと思います。カツノリさんのお嫁さんも義父と義母の野村沙知代さんのことを親身に介護されていたようで、「できた嫁を貰った」とかなり良好な関係でした。

(一つの家に同居というわけではないですが、ちょっと離れたところに住まわれていたので、二世帯住宅のような感覚ですかね。野村監督も常に介護が必要なわけではありませんでしたし、家政婦さんもいたようなので、カツノリさんの奥様も介護のストレスなどは無かったような気がします。)

 

嫁との結婚と不倫報道

現在のお嫁さんの有紀子さんは堀越学園という芸能人も多く通う高校の同級生で、2001年に結婚されています。子供もお二人(息子さんと娘さんが一人づつ)いらっしゃるようで、幸せな家庭をお持ちです。

奥さん美人でびっくりです。会わせる前は絶対に反対されると相当な覚悟をしていたそうですが、いざ会わせてみるとトントン拍子で式の段取りが決まっていったと、徹子の部屋に出演されたさいカツノリさんが語っていました。1500万円かかったとも言われている披露宴に野村沙知代さんも協力する運びとなっています。

一度だけ日本テレビの美人ディレクターと不倫疑惑の報道がありました。

離婚などには至っていませんし、女性が読売巨人担当だったこともあるので、たまたまボディタッチしているところを撮られただけかもしれません。

 

やや複雑な兄弟関係 遺産はどうなるのか

野村沙知代さんは前の旦那さんとの間にもダン野村、ケニー野村というハーフの子供がいます。カツノリさんとは異父兄弟です。

遺産相続で揉めそうと言われていましたが、野村克也さんが先に亡くなられ、名義が野村沙知代さんになっているならばともかく、今回のケースでは野村克則さんがほとんどを遺産相続して終わりかなと思います。

そもそもほとんどは野村克也さんが稼いだ財産ですし、団野村さんなどはメジャーリーガーの代理人を務めるなどお金持ちなので、個人的には大丈夫かなと思っています。

 

選手としての評価

正直いって選手としてはかなり微妙でした。生涯打率は2割3分7厘、通算本塁打4本は捕手としても厳しいですし、この打力で弱肩はプロのレベルではなかったという声もあります。

プロ入り前には父の野村克也さんから

「おまえじゃ無理だ。苦労するのは目に見えてる。ちゃんとした会社に勤めて、安定したところに行け」

と厳しい言葉をかけられたと著書で告白されていました。

↑ 貴重なカツノリさんのホームラン。

ただしとても賢かったため、落合博満さんには「身体が一茂、頭がカツノリだったなら大成していた」と揶揄されていました。(長嶋一茂とは六大学で活躍という共通点も)

その処世術に長けた頭の良さは周知の通りで、現在もコーチとして重宝され選手や元同僚からも慕われています(田中将大とは現在でもゴルフにいく仲)。父の言った通り確かに選手としては苦労されましたが、その苦労も今の姿を見ると無駄にはならなかったのかもしれません。以上カツノリさんの現在でした。










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